1978-03-28 第84回国会 衆議院 大蔵委員会 第17号
環境庁にお伺いしたいのだけれども、御存じのとおり、元の国立公園委員長でもあった田村剛林学博士、ことし九十歳近い碩学ですが、この方が、アメリカの太平洋資源保護局長クーリッジ博士と一緒に紀州の海岸をずっと回りました。
環境庁にお伺いしたいのだけれども、御存じのとおり、元の国立公園委員長でもあった田村剛林学博士、ことし九十歳近い碩学ですが、この方が、アメリカの太平洋資源保護局長クーリッジ博士と一緒に紀州の海岸をずっと回りました。
それから、終戦前の十二の国立公園の指定の仕方でございますが、これは当時申しましたように、国立公園委員会という名前で、この審議会がございました。やる権限その他の項目は、大体同じでございまして、これに付議いたしておりました。これについて、ざつと申しますと、最初に指定しましたのは昭和十年ごろであります。それまでに約十年以上の調査期間を置いてやつております。
これは、当時の内務省時代には、国立公園委員会と申しておりまするが、それがずつと継続しまして、現在においては国立公園審議会という名前がついております。その権限としますところは、国立公園に関する重要事項を調査審議する、それから諮問に応じて答申をし、あるいは建議をする、こういう普通の諮問機関でございます。
国立公園委員の中に観光事業に支障を来すような、動揺を与えるような意見があるやに聞いておるが、この点は事実かどうかというお尋ねでございますが、この点については委員はそれぞれ独自の見解を持つておりますので、あるいは個人的な考え方として、この辺は適当である。